介護タクシーQ&A

介護タクシー

Q1.介護タクシーはタクシー料金が安くなるのですか?

介護タクシーはタクシー料金が安くなる制度ではありません。通院の前後に行う介助に対して利用者は訪問介護保険料の1割または2割を負担しますが、運転中は介護保険報酬の対象にならないため、タクシー料金は全て利用者負担になります。ただし、訪問介護事業所でもあるタクシー会社独自の考えでタクシー代を割り引く事業所はあります。

Q2.介護タクシーは緊急時に利用することができるのですか?

介護タクシーは原則定期受診が対象になるため、計画的に通院日を決めて利用するのが本来の正しい姿です。つまり緊急時には利用することができないということになります。緊急か否かの線引きは難しいところですが、依頼に対してある程度柔軟な対応をする事業所がほとんどだと思います。
事例@ 定期受診のため介護タクシーを利用している利用者が風邪をひき、体調が優れないため、通院を先送りにし、タクシーもキャンセルする。
事例A 急に熱が出たため、受診したい。介護タクシーを使いたい。
@とAはどちらが適正な利用の仕方なのでしょうか?…私の認識は@です。

Q3.介護タクシーに家族が同乗してもいいのでしょうか?

介護タクシーはヘルパー兼タクシー乗務員が一人で運転、介助を行うことが前提となります(一般タクシーの場合はヘルパーが同乗して前後の介助)。家族等が同乗する場合は同乗者が介護を行えるとみなされるため、タクシーも通常の扱いになります。つまり原則同乗は認められません。ただし介助することができない方、例えば介助はできないが医師の話を聞く必要がある配偶者や特殊車両(車いす専用車両・寝台車両)利用時の同乗家族については例外です。←特殊車両は乗降・移動時、家族による介助ができないため。この件は私の市の担当者に確認しています。ただしかなり厳しい市町村もあるようです。

Q4.介護タクシーはベッドに寝たきりの利用者でも着替えやおむつ交換、車いすへの移乗も対応してもらえるのでしょうか?

もちろん通院前の着替えや排泄介助、移乗介助に対応します。女性利用者には同性ヘルパー対応が原則です。着替え、体位変換、おむつ交換等で自宅で20分以上要した場合は身体介護の対象になります。

Q5.介護タクシーは病院内の付き添い介護に対応してくれるのですか?

以前は見守りを含めた病院内の全ての介助は身体介護で対応してきました。現在は見守りの時間を削った時間で請求を行わなければならなくなりました。見守りが請求できるケースは認知症で目を離すことができない介護度4以上の利用者でケアプランや訪問介護計画書に必要性が盛り込まれたケースのみです。訪問介護事業所としては、少なくても私の事業所では対応することができなくなり、現在は介護保険による院内介助は一切行っていませんが、自費による院内付き添いには対応させていただいております。ちなみに60分まで2,100円、以降30分単位で830円という料金体制をとらせていただいておりますが、さらにリーズナブルな料金体制の事業所もあります。※ケアマネージャーが頑張って?ケアプランに必要性を盛り込み、事業所も受ける場合があるようです。

Q6.介護タクシーはヘルパーの指名は可能ですか?

私の事業所ではできるだけご希望に沿うようにしています。帰宅時はたまたま希望ヘルパーが遠くへ出て対応できないこともあります。それでも待っているのでぜひともそのヘルパーに対応してほしいという利用者もいらっしゃいます。また指名を原則受け付けない事業所もあるようです。

Q7.利用者本人の受診が対象ということなのですが、整骨院や針治療、マッサージを受けたい時等は対象になるのですか?

治療時に医療保険が利用できるところは対応可能だという認識でおります。整骨院はほとんどが医療保険の対象になりますので対応可能ですが、針治療やマッサージは医療保険の対象外なので介護タクシーによる対応はできません。ただし利用者のかかりつけ医が必要と認める場合は可能なこともあるようです(ほとんどないようですが・市担当者に問い合わせ済み)。