介護タクシーの概要

介護タクシーとは介護保険(訪問介護)を利用するタクシーのこと、又は車いすや寝台の状態で移動可能なタクシーのこと、どちらかを指します(断定はできません)。

介護タクシーの概要

私が住んでいる地域では、介護保険を使ったタクシーによる移送サービスのことを介護タクシーと呼んでいます。

お客様からの問い合わせでよく介護タクシーという言葉が出ますが、実際は介護保険以外の車いす車両または寝台車両の希望であることが多々ありますので、お話をよく聞いた上で対応する必要があります。

私は介護保険以外の車いす車両タクシーを福祉タクシーと呼んで区別していますが、地域によっては違う呼び名があるようです。
介護保険を使用したタクシーを介護保険タクシー、それ以外を介護タクシーと呼ぶケースもあります。
尚、介護タクシーという名称は制度上の名称ではなく、訪問介護のひとつである通院等乗降介助が制度上の名称になります。

介護タクシーの特徴@
介護タクシー(通院等乗降介助)の定義

通院等乗降介助とは身体介護(清拭、排泄介助、食事介助等)、生活援助(掃除や調理、洗濯等)とともに訪問介護に含まれ、通院等のためホームヘルパー(訪問介護員等)が自らの運転する車両への乗車又は降車の介助を行うとともに、乗車前もしくは降車後の屋内外における移動等の介助又は通院先もしくは外出先での受診等の介助を行うことです。一割の自己負担(通常97円・ニ割負担は194円・物価を考慮するため地域により異なる)の他に別途運賃が必要です。

車椅子

介護タクシーの特徴A
介護タクシーには介護自己負担である1割または2割の他にタクシー料金が必要

介護タクシーは車いす車両や寝台車両に限らず、普通車両(セダン型)による通院準備や歩行、乗り降りの介助も含んでおり、介護行為をすることで国(保険者は市町村)から介護保険報酬を受け取れる制度です。

介護タクシーは移送料金(タクシー代)を安くする制度ではありません(移送中は介護の対象にならないため)が、ある一定の売り上げが見込めるため、利用者の負担を少しでも減らして介護タクシーを利用してもらいたいというタクシー会社独自の考えでタクシー代を割引しているケースがあります。

介護タクシーの特徴B
介護タクシー(通院等乗降介助)の位置付け

施設系
特別養護老人ホーム、老人保健施設、介護療養型医療施設、グループホーム等
居宅(自宅)サービス
通所・短所系
デイサービス、ショートステイ、通所リハビリ等
訪問系
訪問看護、訪問入浴、訪問リハビリ、福祉用具貸与・販売等
訪問介護(身体介護・生活援助・通院等乗降介助)

通院等乗降介助の時間設定には明確なものがありません。5分でも20分でも介護保険報酬は同じ(通常970円・物価を考慮するため地域により異なる)です。ただし、自宅において通院前準備(着替え、体位変換、排泄介助、食事介助等)に20分以上を要する場合は身体介護(通常2,450円・物価を考慮するため地域により異なる)の対象になります。