介護タクシーの報酬

介護タクシーのこれからの報酬は低下が予想されます。

介護保険制度では医療と同様に報酬という言葉が使われています。
報酬を辞書で調べると「労働や仕事、骨折りなどに対する謝礼の金銭や物品。お礼」と出てきます。
介護タクシーの報酬は他の介護保険サービスのそれと比較すると、どの程度のものなのでしょうか。

以下は主な訪問系の介護サービスの報酬です。
基本的な時間設定を掲載、他の時間設定もあります。

サービス名時間・回数単位数
訪問介護身体介護20分以上30分未満245
生活援助20分以上45分未満183
通院等乗降介助1回97
訪問リハビリ20分未満302
訪問看護20分以上30分未満463
訪問入浴1回1,259

単位数の10倍が介護報酬となります(地域により異なります。物価などを考慮しています)。各種加算は除いています。訪問入浴は看護職員1人、介護職員2人の場合。清拭となった場合や職員体制により単位数は異なります。

訪問看護は、定期的に看護師がバイタルチェックはもちろん、注射や点滴、医療相談などの看護業務、清拭や行為介助などを行います。
正看護師または准看護師の資格が必須なため、報酬はかなり高めの設定になっています。

訪問リハビリは理学療法士(PT・歩行や起き上がりなど基本動作の機能回復を主に担当)、作業療法士(OT/食事や入浴など日常生活動作の機能回復を主に担当)、言語聴覚士(ST・言葉や発語の機能回復を主に担当)などがリハビリの指導を行います。

看護師、PT、OT、STは国家資格であり、取得までの道のりが大変ということもあり、訪問看護、訪問リハビリ、訪問入浴の報酬は高めとなっています。

訪問介護では身体介護が比較的高い報酬となっていますが、清掃・調理・洗濯などの生活援助は45分まで1,830円とかなり低くなっています(平成27年から報酬ダウン。更にどんなに長くサービスしても2,250円)。事業所にとっては辛い報酬ですね。

さて肝心の介護タクシー(通院等乗降介助)ですが、他のサービスと比較してかなり低い報酬となっています。時間の設定はなく、5分でも15分でも970円です。

平成27年4月までは1,010円でしたが、極端なマイナス報酬。今後の介護報酬改定ではプラス報酬となることは無いでしょう。